2021年07月06日(火)時事の話題から
明日、7月7日は七夕です。
ほとんどの人が、当たり前のように「七夕」を「たなばた」と読んでいることでしょう。
でも、その漢字の一文字一文字の読みを組み合わせても「たなばた」と読むことは難しいです。
「七夕」を「たなばた」と読むのは、「棚機津女(たなばたつめ)」という織物を作る道具を扱う女性に由来があるそうです。
中国から伝わった節句のひとつである「七夕」の日に、機(はた)を織り、願いを込めたことが七夕を「たなばた」と読むようになったとか。
さらには、これが願いを記す短冊となって今に伝承されているということのようです。
さて、明日の七夕には、何を願いますか。
コロナのこと、オリンピックのこと、さらには、毎年のように起こる天災、痛ましい事故。
日々降りかかる様々な出来事の中、多くの人が、平和に穏やかになることを望み、願っていることでしょう。
梅雨明けぬ今年の七夕は、星が見えることはないかもしれません。
それでも、短冊に込められた願いが届くことを祈りましょう。
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