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2021年06月29日(火)時事の話題から

コミュニケーション情報の欠落

人と人とのコミュニケーションにおいて、「メラビアンの法則」というものがあります。
情報が相手に与える影響は-
言語:7%
聴覚:38%
視覚:55%
-という法則です。
言葉そのものよりも、口調や表情によって伝わり方が違ってくるということを言わんとしています。
例えば、「大好き」という言葉が発せられたとしても、吐き捨てるように、しかめっ面で言われたとすれば、その言葉通りではなく、ネガティブな気持ちになります。
逆に「大嫌い」と言われても、優しい口調で微笑みながら言われたとすれば、否定的な言葉でありながら、受け入れられているような気持ちになります。
このような例をイメージすると、メラビアンの法則の示すパーセンテージの大小、特に「言語」の割合の低さも納得できます。

 

さて、この視覚の部分である顔の下半分が見えない状況ではどうなのでしょうか。
顔の下半分が見えないとは、マスクをつけた状態のことになります。


人間に限らず動物は、獲得できない情報を他で補う習性があると聞いたことがあります。
そうであれば、知らず知らずのうちにマスクの下に隠れた口元の表情を想像して、相手の気持ちを汲み取っているのかもしれません。
ただ、マスクをつける習慣も1年6カ月を過ぎようとしています。
これだけの期間のうちには、はじめて会った人もいます。
その人とは、その後、幾度となく会話をしていたとしても、マスクを外した姿を見る機会が少なければ、口元の表情を想像することができません。
いずれにしても、マスクによって55%の重みをもつ視覚情報は少なからず欠落していると言えます。
その結果、人は本能的に言語と聴覚によって、これを補おうとしているのかもしれません。
明確な自覚はなくても、起こっているかもしれないコミュニケーション情報の欠落を防ぐために、
「メラビアンの法則」を少し頭において、コミュニケーションに気を付けていきたいですね。

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