2020年10月13日(火)おそうじ雑記
前回に続いて、スプレーボトルの噴射口について触れたいと思います。
こちらは、「トイレ洗剤」の噴射口です。
これも前回ご紹介した「リビングマルチ洗剤」「浴室洗剤」「油汚れ洗剤」と同じく、泡噴射をねらいとしています。
ところが、見比べてみますと、前回ご紹介した他の噴射口とは違うことがわかります。
同じ泡噴射がねらいであれば、同じものを使えば、開発コストもリーズナブルになるのにも関わらず、なぜこちらだけ別の形状をしているのでしょうか。
その理由は、洗剤のなかの【酸】が強いからだそうです。
スプレーレバーを引くときに、板バネに負担がかかるのですが、「トイレ洗剤」は【酸】が強く、この板バネが折れてしまう現象が過去に起こっていました。 そこで、板バネの材質が【酸】に強いものを厳選し、この形状のものを使用することにしたそうです。
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