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2022年07月19日(火)時事の話題から

文章を書く能力

近年、子供たちの国語能力、その中でも特に文章を書く力が落ちているというニュースがありました。
これは、文章を書くことだけではなく、自分の考えを整理する能力の低下でもあると警鐘を鳴らしていました。

 

 

この記事を読んで、思い出したことがあります。
今から10年余り前、インターネット利用者にアンケートをとった時、興味深い結果がありました。

 

それは、アンケートの内容そのものではないため、予想もしていなかったことでした。
興味深い結果とは、回答の長さです。
自由回答、つまり、文章にて回答する欄について、ブログをよく使う人とツイッターをよく使う人とでは、明らかに文章の長さが違ったのです。
ブログを使う人は、200文字を超える回答ばかりでしたが、ツイッター利用者は、50文字以内がほとんどでした。

 

これは、まだLINEやInstagramが普及していない頃のこと。
その後、ブログ利用者は減り、LINE、Instagramが浸透しました。
絵文字、スタンプ、画像、動画での表現が多くなりました。
その結果、長文を書く機会はますます少なくなったのだろうと想像できます。
もしかすると、思考も短文化しているのかもしれません。

 

 

文章を書く能力が低下した子供たちが大人になった社会では、長文を書く必要性がないコミュニケーションがあります。
彼らにとって、「そもそも作文は必要な能力なのか」と思えてしまう。
それでも大人たちは、「最近の若者はロクに文章も書けない」と嘲る。
様々なことが変わり淘汰され、結果的には、その時代に適した表現力が求められていくのでしょう。

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